進化したスマートホームのカタチ
Matterとは
Matterとは、CSA(Connectivity Standard Alliance)が推進する業界統一のオープンソース接続規格で、メーカーを問わず、プラットフォームを超えてIoT機器間のシームレスな通信を可能にするものです。
このプロトコルによりプラットフォームの枠組みを超え、より便利にIoT機器の操作ができるようになります。
互換性を高め、利便性を高める
メーカーを超えて相互に互換性を持たないIoT機器は、スマートホーム市場におけるユーザーエクスペリエンスを複雑にしてきました。Matterでは、異なるブランドのMatter対応デバイスが互いに認識し、プラットフォームを超えてシームレスに連携できるようになりました。1つのアプリですべてのIoTデバイスを操作することは、もはや遠い未来の話ではありません。新しいTapo/Kasaアプリを使用して、すべてのMatterデバイスを統合したり、お好みのMatterエコシステムでMatterに対応したTapo/Kasa製品を操作したりすることが可能です。
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Matter登場以前
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Tapo & Kasa Devices Other Brands’ Devices
Matterがあれば
いざという時も安心な
ローカル接続
TP-Linkの製品は、リモートコントロールやローカルコントロール等、さまざまな柔軟なコントロールに対応しています。Matterプロトコルでは自宅のネット接続に問題が発生した場合でも、ローカルエリアネットワーク(LAN)内のすべてのMatter対応機器にTapo/Kasaアプリからアクセスすることができます。
シンプル・かんたんに
TP-Linkでは、BluetoothとWi-Fiによるかんたんな初期設定や、ユーザーの設定&操作の簡素化を実現するTP-Link Simple Setup(TSS)機能を提供しています。 。
Matterが利用できれば、さらなる手軽さが実現可能です。IoT機器のQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、Matter対応デバイスがホームネットワークに自動接続。箱を開けてからすぐに、スマートホーム製品をお楽しみいただけるようになるでしょう。
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①
QRコードのスキャン -
②
自動接続 -
③
設定完了!
TP-Linkの対応
TP-Linkはエコシステムを開放し、互換性を向上させます。
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リリース
TP-LinkはMatterへの対応を早期に表明したメーカーのうちの一つです。2022年の秋の認証開始後に順次製品リリースを予定しています。
※ 日本での発売は未定です。 -
スマートアプリ
TapoとKasaアプリは今後Matter対応バージョンにアップグレード予定です。新バージョンのアプリでは、他社製のMatter対応のIoT機器を操作が可能になります。
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スマートハブ
Matterコントロールハブはもうすぐ発売予定で、ユーザーはこのハブを利用してすべてのMatterデバイスを操作できるようになります。ハブのブリッジ機能により、Tapoの新しいセンサーはMatterデバイスとシームレスに連動することができるようになる予定です。
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リモートコントロール
LAN (Local Area Network)規格であるMatterは、IoTデバイスの遠隔操作に対応していないという欠陥がありますが、TP-Linkのスマートアプリはこの問題に対応し、遠隔操作機能を提供している(現在はTapo/Kasa製品にのみ適用可能です)。
今後発売予定のTP-LinkのMatter対応製品
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プラグ
Tapo
- Tapo P125M
- Tapo P135KIT
- Tapo P100M
- Tapo P306
- Tapo P110M
- Tapo P400M
- Tapo P125M
- Tapo P115M
Kasa
- KP125M
- EP40M
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スイッチ
Tapo
- Tapo S505
- Tapo S220#
- Tapo S505D
- Tapo S200B#
- Tapo S120
- Tapo S200D#
- Tapo S210#
Kasa
- KS205
- KS240
- KS225
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LEDライト
Tapo
- Tapo L925-5
- Tapo L535
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サーモスタット
Kasa
- KE200
- KE100#
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ハブ&センサー
Tapo
- コントロールハブ*
- Tapo H100M
- Tapo T300#
- Tapo T100#
- Tapo T310#
- Tapo T110#
- Tapo T315#
*コントロールハブは現在開発中です。
#Matter対応TP-Linkハブと連携させる必要があります。
その他の製品も随時発売予定です。国/地域によって取扱製品は異なります。
FAQ
1. Matterにはどこの製品が対応しますか?
MatterのワーキンググループであるCSAは300社以上のメンバーがおり、その中にはAmazon・Apple・Google・SmartThings・TP-Link等が名を連ねています。詳細はCSAの公式HPをご覧ください。
2. Matter対応製品はいつ発売になりますか?
CSAによるとMatter規格自体は2022年秋に策定されるので、その後TP-Linkを含む各社からMatterに対応した製品がリリースされる見込みです。
3. Matterにはどのようなテクノロジーが使用されていますか?
MatterはIPv6をベースとしており、Wi-Fi・イーサネット・Thread等の既存ネットワーク技術を使用します。そのためMatter対応IoT機器はそのうちのいずれかに対応する必要があります。