ルーターのWi-Fiが不安定な時はどうすればいいですか?

適用要件
更新済み10-18-2021 00:48:43 AM 2596070
対象製品: 

この記事ではWi-Fiの接続が不安定な時のトラブルシューティングについて解説を行います。

はじめに:

Wi-Fiのトラブルか、それ以外の問題の切り分けのためにあらかじめ以下の点をご確認ください。

1. ルーターのファームウェアを最新のものに更新をする。

TP-Linkクラウド対応機種の場合

TP-Linkクラウド非対応機種の場合

2. ルーターをいったん取り外し、PCとモデムを直接接続してインターネット回線に問題がないかを確認する

3. ルーターを戻し、有線接続では安定しているかを確認する。

 

主な症状:

Wi-Fiで接続しているスマートフォンやパソコンが急にインターネットに接続が出来なくなったり、動作が非常に重くなる。

解決方法:

1. 2重ルーターになっていないかを確認する

auひかりやNUROに加えて一部のNTTなどではルーターを配布しており、取り外せない場合があります。そのような場合はTP-Linkのルーターをブリッジモードに切り替えてTP-LinkのルーターをWi-Fiのアクセスポイントとしてご利用ください。

ブリッジモードに変更しても改善しない場合はプロバイダーのルーターの別のLANポートに差し替えてみてください。

2. TP-LinkのルーターのIPv6通信を無効化してみる

IPv6はマルチキャストを行うと通信に不具合が発生する場合があります。こちらの記事でIPv6の有効化の手順を説明しているので、同様の画面で無効化をしてください。

3. Wi-Fiのチャンネル設定を変更してみる。

近所などで飛んでいるWi-Fiと同じチャンネルを使用していると、無線の干渉を起こす場合があります。管理画面内のワイヤレス設定画面でワイヤレスチャンネルを変更してください。

2.4GHzの場合は1か6か11チャンネルに変更し、チャンネル幅を20MHzに変更してみます。

5GHzの場合は36~44のどれかに固定をしてみます。52以上のチャンネルはDFSと呼ばれる帯域は干渉する可能性があるレーダーを回避することが法令で義務付けられており、停波することがあります。

参照: Wi-Fiルーターのチャンネル設定を変更するには
 

4. NATブーストを無効化してみる(一部機種)

一部機種にはNATブーストという機能が備わっており、その機能を無効化することで安定する場合があります。

項目が見当たらない場合はスキップしてください。

管理画面内の詳細設定 > システムツール > システムパラメーターに項目があります。

5. IGMPスヌーピングを無効にしてみる

ネットワーク内にあるレコーダーやNASなどと通信ができない場合は、管理画面内の 詳細設定 > インターネット > IPTV を開きIGMPスヌーピングを無効化することで安定する場合があります。

6. 周辺機器を確認してみる

ルーターを買い換えた際に、以前のルーターと同じアダプターを利用される場合があり、電源の供給が不足する場合があります。

また、延長タップにルーターの電源を差し込んで利用していると、タップの劣化などが原因で電源の供給不足になる場合があるので、壁面のコンセントに挿し込んでお試しください。

この記事の初めに有線接続での確認をお願いしておりますが、有線接続が出来るパソコンなどをお持ちでない場合は、ルーターとモデムをつなぐLANケーブルを交換してお試しください。

またUSBポートにHDDなどを差して利用をしている場合は、外した状態だと安定するかをご確認ください。

 

7. スマートコネクトの確認

ギガビット対応のArcherシリーズのルーターの多くはスマートコネクト(バンドステアリング)という機能に対応していますが、接続が不安定になることもあるので無効化してみてください。

参照: スマートコネクトを有効に設定するには?

スマートコネクト機能を有効にすると2.4GHzと5GHzのWi-Fi SSIDを統合し、最適な接続バンドへ自動的に接続をするようになりますが、端末側の仕様やルーターのファームウェアの相性で5GHzで接続可能な場所でも2.4GHzで接続され接続が不安定になる場合があリマス。

 

8. 設置場所を変えてみる

ルーターの設置場所の近くに大型の電化製品や、窓辺などで公衆Wi-Fiのアンテナが近くにある場合はルーターの設置場所を変えてみてください。

 

これらのトラブルシューティングを行っても改善しない場合は以下のご利用環境と症状などをなるべく詳細に記載の上TP-Linkのテクニカルサポートまでお問い合わせ下さい。

- TP-Link ルーターの型番

- ご契約のプロバイダー

- プロバイダーから貸与されているモデムの型番

- ネットワークの構成

例: GE-ONU -(有線)- TP-Linkのルーター-(5GHz)-Surface Go2

- TP-Linkルーターのインターネット接続タイプ (動的IP/PPPoE/ブリッジモード/その他)

確認方法がわからない場合はこちらをご覧ください。

- TP-Linkルーターに接続されているすべての機器の型番と接続方法

 例:

 5GHz:

 iPhone X・LenovoのノートPC・PS4・Fire TV

 2.4GHz:

 スマートプラグ・Nature Remo

 有線:

 ディーガ・NAS

- どの端末に問題が発生するか

 例:

  • すべて
  • 2.4GHzに接続している端末のみ
  • Androidの端末のみ
  • Galaxyシリーズの端末のみ

- どのような症状か

 例:

  • どの端末からもTP-LinkルーターのWi-Fi SSIDが見つからなくなる
  • Wi-Fi SSIDは見えているが、Wi-FI接続ができない
  • Wi-Fiに接続できるがインターネットに繋がらない
  • Wi-Fiアイコンが頻繁に切り替わる

- 発生頻度

 例:

  • ルーターの電源をオンにすると常に発生
  • ルーターの電源をオンにして一定時間で発生 (その場合はおおよその時間もお知らせください)

- 問題が起きた時の解決方法

 例:

  • 数秒~数分で治る
  • スマートフォンやパソコンのWi-Fiを入/切すれば治る
  • ルーターの再起動をすれば治る
  • 初期化したが治らない等

- 購入日

- 購入店舗

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