Wi-Fi 6Eルーターについて

機能説明や仕様などのQ&A
更新済み07-04-2022 09:59:23 AM 20207
対象製品: 

Q1.Wi-Fi6Eとは?

Wi-Fi6EはWi-Fi6のアップグレードバージョンで、Wi-Fi6を6GHz帯域に拡張するものです。 Wi-Fi6EはWi-Fi6と同じ技術をベースとして動作しますが、利用可能なチャンネル幅が6GHzで拡張されています。6GHzは5.925GHzから7.125GHzまでの新しい周波数帯域で、最大1,200MHzの追加チャンネル幅を実現します。既存の チャネルが制限されたチャンネル幅にさまざまな通信規格が詰め込まれている2.4Gあるいは5G帯域とは異なり、6GHz帯域は基本的に重複や干渉などはありません。



Q2. 6GHzネットワークを使用する利点は何ですか。

現在、ほとんどの家で2.4GHzと5GHzの両方のWi-Fi信号をブロードキャストするデュアルバンド無線ルーターが使用されています。これらのルーターは、2.4GHzと5Ghzのチャンネルが非常に限られているため、隣人同士で2.4Ghzと5GHzの無線干渉が大きく、基本的にはほとんどが重なって(干渉)しています。

しかし、6GHzは160MHzのチャンネルが7つあるので、隣人と違うチャンネルを選択すれば、重なり合うことを回避できます。6GHz帯の無線は、重なりや干渉の問題を回避し、最高の4K/8Kストリーミング、ゲーム、高速ダウンロード体験を提供するように設計されています。



Q3.6GHzワイヤレス信号をサポートするデバイスはどれですか。

Wi-Fi6Eはハードウェアに依存します。 2020年以前に製造されたクライアントデバイスは、6GHzWi-Fiをサポートしていない可能性があります。 WiFi6Eをサポートするクライアントデバイスの場合、基本的にチップセットレベルからサポートされます。 PCでは、IntelAX210NGW Wi-Fiネットワークアダプタが対応しており。スマートフォンでは、Snapdragon888やSnapdragon8Gen1チップセット以降でサポートされています。つまり、最新のハイエンドAndroid携帯電話は一般的なケースでこれをハードウェア上ではサポートします。

次に、6GHz無線をサポートする一般的なワイヤレスクライアントデバイスを示します。

インテルNICAX210†を搭載したノートブックPCおよびデスクトップPC現在、6GHz帯域はWindows11のみでサポートされています。)
SamsungGalaxyS21Ultra
SamsungGalaxyZFold3&GalaxyZFlip3
SamsungGalaxyZFlip3
XiaomiMi11&Mi11Ultra
ASUSROGPhone5、ROGPhone5Ultimate
GooglePixel6
Pixel6Pro
MotorolaEdge(2021)


注意:

一部の地域では政府が6G帯域を承認していないため、デバイスにWiFi6E対応のハードウェアが含まれている場合でも実際には利用できない場合があります。現在6Ghz帯域を利用可能かについては利用中のデバイスの製造j元までご確認をお願い致します



Q4.Wi-FIアダプタのドライバをアップデートするには

ドライバーのアップデートはメーカー公式サイトから行ってください。

Intelワイヤレスアダプタの場合:https://www.intel.com/content/www/us/en/support/articles/000005478/wireless.html

TP-Linkワイヤレスアダプタの場合:https://www.tp-link.com/en/support/download/archer-txe75e/



Q5.古いスマートフォンとノートPCなどはWi-Fi6Eルーターと通信できますか

Wi-Fi6Eは、従来の2.4GHzや5GHzにも対応するため、古いスマートフォンやPCなどのクライアントもWi-FI6Eルーターと通信できます。もちろん、クライアントが6GHzに対応していない場合はWi-FI6Eのメリットである6GHzでの通信は行えません。



Q6.Wi-Fi6Eにはどのようなチャネルがありますか。

Wi-Fi6Eでは、160MHzチャネルを7つ追加でき、4つの連続した重ならないサブバンド(U-NII-5、6、7、8)に分割できます。

国や地域によってワイヤレス規制が異なるため、利用可能な6Eチャネルが異なる場合があります。

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