OpenVPNサーバー機能の利用に関して
OpenVPN接続では、ホームネットワークはサーバーとして機能し、リモートデバイスはOpenVPNサーバーゲートウェイとして機能するルーターを介してサーバーにアクセスできます。 VPN機能を使用するには、ルーターのOpenVPNサーバー機能を有効にし、各端末にVPNクライアントソフトをインストールして実行する必要があります。 OpenVPN接続を設定するには、以下の手順に従ってください。
ステップ1. ルーターのOpenVPNサーバー機能を有効にする
1. ルーターの管理画面にログインをします。
2. 詳細設定 > VPNサーバー> OpenVPN を開きVPNサーバーを有効にするにチェックを入れます。
注:
• VPNサーバーを有効にするにあたり、動的DNS(DDNS)サービスへの登録か、ルーターへの静的IPの設定とルーターの時刻設定を行う事を強くお勧めいたします。
• OpenVPNの初期設定時には、有効化する前に証明書を生成する必要があります。
• VPNサーバーを使用する場合、TP-LinkのルーターのWAN IPアドレスがグローバルIPアドレスである必要があります。グローバルIPアドレスでない場合、TP-Linkのルーターが接続されている上位のルーターにて、TP-LinkのルーターのVPNサービスポートに対し通信を転送するよう設定が必要です。
3. (オプション)OpenVPNのサービスタイプ (コミュニケーションプロトコル)をUDPかTCPのどちらかから選択をします。
4. (オプション)接続する端末のVPN サービスポートを入力し、1024~65535の間からポート番号を入力します。
5. (オプション)VPN サブネット/ネットマスク フィールドにはOpenVPNサーバーによってデバイスにリースできるIPアドレスの範囲を入力します。
6. クライアントアクセス タイプを選択します。リモートデバイスにホームネットワークへのアクセスのみを許可する場合は、ホームネットワークのみを選択します。 リモートデバイスがVPNサーバーを介してインターネットにアクセスするようにする場合は、インターネットとホームネットワークを選択します(推奨)。
7. 保存をクリックします。
8. 生成をクリックして新たな証明書を生成します。
注:
初めに行われている場合は必要ありません、または新たな証明書の生成が可能です。
9. エクスポート をクリックするとOpenVPNの設定ファイルを保存が出来ます。このファールを利用してデバイスからルーターへアクセスをします。
ステップ2. OpenVPNの設定をスマートフォンやPCに行います。
1. http://openvpn.net/index.php/download/community-downloads.html へアクセスをし、デバイスにOpenVPNソフトをダウンロード・インストールをします。
注:
VPN機能を適用する予定の各デバイスにOpenVPNクライアントユーティリティをインストールする必要があります。 モバイルデバイスは、Google PlayまたはApple App StoreからサードパーティのOpenVPNアプリをダウンロードをしてください。
2. インストール後、ルーターからエクスポートされたファイルをOpenVPNクライアントユーティリティの "config"フォルダ(例:WindowsではC:\Program Files\OpenVPN\configなど)にコピーします。 保存場所はOpenVPNクライアントユーティリティのインストール場所によって異なります。
3. OpenVPNクライアントユーティリティーを起動しOpenVPNサーバーに接続をします。
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